今更海底二万里を買って積んでます

それは、誰の過去にも存在しうる、眩しいほどの日々の中に埋もれた可能性。
それは、避けて通ることを許されない、緩やかな上り坂の中腹で口を開ける虚。
それは、突き詰めることで真逆の価値へと変転する、究極の病。


――中二病


そのノートを見よ。そのファイルを見よ。その引き出しの中を、あるいは己そのものを見よ。
時という感情なき絶対の略奪者によって奪われたその感性が、まだ煌々と輝いていた過日の己と、一秒先の未来を数万回積み重ねてきた己との間に、越えがたい絶壁を屹立させていることに気付いたとき、そこに横たわるのは、過去《ミライ》に殺された未来《カコ》に他ならないのだ。


一体誰が想像したというのか。
かつて、己を信じ、己のために産み出した数々の空想が、時を経て、己自身を苦しめるなどということを。
一体誰が創造したというのか。
この、あまりにも陳腐で、愚かで、未熟で、だが一笑に付すにはあまりにも眩しすぎるその輝きを。


――中二病


世界を形作る法則にまつろうことなく、ただひたむきに己と向き合い、己をさらけ出し、そして、その未熟さ故に闇に葬られる運命にある「病」と虐げられる奇跡よ。


誓おう。
今ここに、もう二度と時計の針の向こう側に立つことのない己の影を、けして捉えることの出来ないあの日の残像を、再び喚起することを。
ありうべからざる回帰を、ありうべからざる怪奇の如く、あり得させてしまおう。
・・・そう。
顕現した怪奇は、すでに、怪奇などではないのだから――。


中二病(ちゅうにびょう)とは、思春期の少年少女にありがちな自意識過剰やコンプレックスから発する一部の言動傾向を小児病[1]とからめ揶揄した俗語である。伊集院光がラジオ番組『伊集院光のUP'S 深夜の馬鹿力』の中で用いたのが最初と言われている。(wikipediaより抜粋)






10人中7人は鳥肌が立っていると思いますこんにちわ。


アーマードコアⅤ(以下AC5)の発売を明日に控え、昨日はちょっとチーム名やら機体名やらをぼんやり考えておりました。
基本的に主人公=名無しのゲームというのものには、ぼんやりその世界にいそうな人物を妄想して入れ込むのが僕の楽しみ方です。
戦車チックな無骨ロボットが都市の中で実弾ぶっ放しているのに、パイロットの名前が「しょおちゃん☆」とかゲームの雰囲気ブチ壊しじゃないですか。


名前に悩むのは、あくまでゲームの世界観を壊さないため、と言い訳めいたことを書き連ねつつ、自分の行いを正当化していきます。
二日間だけ解放されたAC5のオンラインにおいて、いくつかの中二病チックな名前を確認し、なるほど、これはフロム脳にぴったりやでー!と思ったのが先週末。


そこから製品版発売日までに中二っぽいエキゾチックな名前を考えようと頑張りましたが、どうやら僕はその才能をなくしてしまったようです。


これは中二っぽい!と思いついた名前をエンブリヨくんに喜々として報告したところ、中二っぽくないとバッサリ切り捨てられました。
昔は自然と出来ていたことが、もう出来なくなっているとは。
これも老化現象の一種なのですね、きっと。






流線型が格好いいロボにつられるかたちで、輪廻のラグランジェなるアニメを観ております。
なんだか明るい、カラッとしたロボアニメ。そして音楽がいい。


ところで、三体のロボにそれぞれ選ばれた三人のパイロットと聞いて、あなたは何を思い浮かべますか。
エヴァですか。エヴァだけですか。
いやいや、機体の色といい、あれは間違いなく魔動王グランゾートのオマージュですよ。
ねぇ誰か。そうだと言ってよ。エヴァなんかじゃないねって、一言だけでいいから、そう言ってよ。
そうだと言ってよ、バーニィ

ARMORED CORE V(アーマード・コア ファイブ)(特典なし) - PS3

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